【電気の安全は暮らしの安心】定期検査のご案内!
今回はご家庭にある電気設備の定期調査について少しポイントを抑えてお話させていただきます。
各ご家庭において安全に電気を使用していただく事を前提に法律上で4年に1回以上の電気設備に対しての調査が電気事業法の中で定められています。※電気事業法第57条ならびに同法施行規則96条の規定に基づいています。
この定期調査は岐阜エリアですと中部電力パワーグリッド(株)さんより調査委託を受けている中部電気保安協会さんの調査員の方が各ご家庭に訪問されます。ここでご注意いただきたのが『ニセ調査員』。。。漏電しているからなど理由をつけ料金を請求してくる場合があるようです。。。この詐欺行為に巻き込まれないためにもまずは下記の条件を満たしているか必ず確認して下さい!
<調査員証 と 従業員証 の確認!!>
<調査結果のお知らせ> ※宅内の電気設備に不安な方は立ち合いをお勧め致します。
上記の調査結果で分からない箇所や修理が必要な場合には当社までお問合せ下さい。
電気による火災を防ぐため、電気配線・器具の点検が大事!
まずは建物火災の原因については下記をご確認下さい!
消防庁による1年間(令和3年1月~12月)の火災状況 合計件数は19,549件
1)2,617件 コンロ(電気・ガス・灯油など含む)
2)1,413件 電気機器(スポットライト・冷蔵庫など)
3)1,187件 配線器具(テーブルタップ・プラグなど)
4)1,104件 ストーブ・こたつ(電気・ガス・灯油など含む)
5)985件 電灯電話等の配線(器具付きコード・屋内配線など)
6)401件 電気装置(モーター・発電機など)
上記より電気による火災は7,707件と約4割を占めております。意外と高い事を示しております!
余談ですが上記以外の火災原因についても知っておくと未然防止に繋がると思います!
※防犯カメラ・防犯ライトなど生活環境を整えておくことも必要です!
たばこ 1,721件
放火 1,072件
放火の疑い 571件
焚火 401件
さて話戻りまして、火災を防ぐためには日常の電気配線・器具の点検の大切さがポイントとなります。
ここで月に一度、安全チェックを行ってみましょう!!
項目としましては
①定期的に漏電ブレーカーのテストボタンを押していますか。 ※漏電ブレーカーとは。。。
②タコ足配線をしていませんか。
③照明が明るくなったり、暗くなったりしませんか。
④コンセントやスイッチが破損、壊れたりしていませんか。
⑤浴室内の照明器具は壊れていませんか。
⑥屋外の器具が壊れたり、雨水が侵入していませんか。
⑦池の水循環ポンプ配線に漏電ブレーカーは付けてありますか。
⑧アース線は切れていませんか。
⑨屋外のコンセントが壊れたり、雨水が侵入していませんか。
⑩コードが家具や扉などに挟まれていませんか。
⑪スイッチやプラグが熱をもっていませんか。
⑫コードをくぎや金具などで固定していませんか。
あと、自主点検にあたり下記の内容も抑えておいて下さい。
プラグ・コンセントの状態確認!
・プラグは折れたり、曲がったりしていないか。
→ 感電、ショート、過熱の原因となります。すぐに取替えましょう!
・タコ足配線になっていないか。
→一般的にコンセントの電気容量は15A(1,500Wまで)です。テーブルタップや延長コードで何台も器具を使ってませんか。
熱を持つため、コンセントの増設をお勧め致します。
・プラグはしっかり差し込んであるか。
→中途半端に差し込みをしているとプラグが熱を持ちます。奥までしっかりと差し込みましょう。
・プラグの使い方は正しいか。
→コンセントからプラグを抜くときは、コードを引っ張るのではなくプラグ自身をもって抜くようにして下さい。
・トラッキング現象の原因は作っていないか。
→プラグの刃と刃の間に溜まったホコリに湿気が加わると電気が流れ、その部分が発熱し、最悪の場合には出火に至ることもあります。台所・トイレなど湿気のある場所や家具の後ろなどホコリの溜まりやすい場所にあるコンセントが汚れている場合には定期的に乾いた布やブラシで拭き取りましょう。
以上 暮らしの安心は実は日常の安全点検が大切です!というお話でした!!!
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