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加湿器選びQ&A

新型コロナウイルスの第4波と変異種が懸念される中、自己防衛アイテムのひとつである加湿器について調べてみましたので今後のウイルス対策のひとつとしてご活用いただければ幸いです。

 

医師(五本木クリニック院長/特集記事より)から見た加湿器Q&A

 

Q1.加湿する最大のメリットは?

   → 肌を保湿できること!

    乾燥すると肌が本来の持っているバリアのような機能が損なわれ、肌荒れなどが起きるため、それを防ぐのに加湿は重要です。

 

Q2.風邪が妨げるって本当?

   → そういう話も一応あり。

    加湿によって有害なバイ菌の侵入を防ぐノドの細胞の活性が上がり、結果風邪にかかりづらくなるという話は一応ありますね。

 

Q3.どの加湿方式がいい?

   →加熱式がオススメ!

煮沸により殺菌され、清潔さが保たれることとなる加熱式がいいのではないでしょうか。私も加熱式を自宅で使用しています。

 

Q4.効果的な使い方は?

   → 就寝時に使いましょう。

    自発的に水分補給ができずノドが乾いてしまいがちな寝ている間に使うのがいいかもしれません。

 

Q5.ミストの勢いは重要?

   → 勢いより湿度の一定さが重要!

    勢いというよりミストによって湿度が一定なのが重要でしょう。具体的には60%あたりに保たれるのが望ましいです。

 

Q6.タンク内に菌が増えるとどうなる?

   → 菌がばら撒かれるかも!

    タンクや本体内で細菌が増えると、当然噴出されるミストにも菌が含まれてしまい、結果的にばら撒かれる可能性があります。

 

上記をすべて網羅することは難しいため、加湿器のタイプごとで得手不得手をご認識していただき、お客様の優先する内容とマッチングする機器(タイプ)をお選び下さい。

 

 

 

 

【4タイプの特徴】

 

加熱式

ヒーターで水を加熱し蒸発させ、その湯気によって湿度を上げる方式。煮沸するので菌が湧きづらく加湿力が高いとされる一方、電気ポットと同じく電気代が高め。また沸騰するまで、加湿が始まらない特徴がある。

 

 

気化式

本内内部のフィルターに水を染み込ませ、そこに気流を当てることによって加湿を行う。ミストが見えず、電気代が安く抑えられるのが利点。反面、加湿性能が控えめでフィルターを定期的に交換する必要も。。。

 

 

超音波式

超音波振動によって水を霧状にして、空気中に放出して加湿する。ヒーターレスで消費電力が少なく、白いミストが出る製品が多い。ただミスト発生部分に細菌が発生しやすいとされている。

 

 

ハイブリッド式

加熱気化式(フィルターに温風を当てる)、加熱超音波式(加熱した水を振動で放出する)の2つが存在。細菌が発生しやすい超音波式や気化式の弱点を加熱で解決できる方式として、最近製品数が急増中。

 

 

 

 

 

5つの項目での辛口テストの検証結果(※モノダス2021のデータ参照)は。。。

 

<清潔性/細菌の発生の程度の違い>

加熱式

高温で煮沸されるため菌が発生しづらい。構造上、密閉できるタイプのタンクである製品が多く、そもそも菌の入り込みも少ない。

 

 

気化式

フィルターを濡れたまま放置しておくと菌が発生し、それがミストに混ざる恐れがある。こまめな手入れが必要。

 

 

超音波式

超音波を発生させるためのパーツに菌が発生する。またタンクが本体と一体型の製品の場合だと、タンクにも菌が発生する。

 

 

ハイブリッド式

加熱により菌が死滅すると思いきや温度が加熱式と比べ控えめなためか、加熱超音波式だと菌が発生する。

 

 

 

 

<加湿性能>

加熱式

水を沸かす必要があるので温度が上がり始めるまで時間が必要。急な加湿には向かない。

 

 

気化式

稼働後すぐに温度が上がり始め、ムラも少ない。60%あたりで上がり方が緩やかになる。

 

 

超音波式

急激に温度が上がるが場所によるムラが大きく、製品によっては10%ぐらいの差が出る。

 

 

ハイブリッド式

気化式と同じ傾向だが、製品によってムラがあったり加湿が始まるまで時間がかかった。

 

 

※就寝中に水切れの心配がないのは???

 最大モードで測定した結果、シャープHV-J30とパナソニックFE-KFS03がベスト!

 

 

 

使い勝手

検証内容:1)水の補充 2)タイマー設定 3)手入れ

 

1)水の補充 <楽>バルミューダRain ERN-1100UA-WK

  ※タンクを出す手間、フタを外す手間もいらない!

 

2)タイマー設定 <細かく設定できる>バルミューダRain ERN-1100UA-WK

 

3)手入れ <楽>APIX  AHD-160、象印EE-DA50

  ※口が広い製品の方が掃除は手軽!凹凸が多い製品は細部まで洗いづらい!

 

 

 

 

電気代の安さ

加熱式

水を熱で沸かす必要があるため、どの製品も高め。

<目安>1時間あたり 5.13円 ~ 15.95円

 

 

気化式

風を送るだけのため大型機種でも安いものが多い。

<目安>1時間あたり 0.1円 ~ 8.32円

 

 

超音波式

気化式と同じく振動でミストをさせるため控えめ。

<目安>1時間あたり 0.64円 ~ 1.13円

 

ハイブリッド式

加熱の必要があるので、加熱式に次いで高めの製品が多い。

<目安>1時間あたり 2.98円 ~ 8.28円

 

※加熱式は電気代高め。電気代だけをみると

 パナソニック FE-KFS03(気化式)、FE-KXS07(気化式)がベスト!

 

 

電力量などが重なるとブレーカーがあがる事も。。。ご注意下さい!

 

 

 

 

静音性

加熱式

大きくはないが、水を沸かす際の沸騰音がする。

 

 

気化式

空気を送る際の風切り音のような音が気になる事も。。。

 

 

超音波式

大型機種だと噴出音がするが、基本的には静音性は高い。

 

 

ハイブリッド式

加熱気化式の場合、空気を送る音が聞こえる場合が。。。

 

※ほぼ無音が多いが気化式と大型製品は少しうるさめかも。。。商品によってはシャープHV-J75のように睡眠時向けの静音モードを搭載しているものもあり。

 

 

 

【参考資料】

モノダス2021の加湿器ランキングは

☆5畳以下用は☆

1位 シャープHV-J30 参考価格:10,073円

2位 パナソニックFE-KFS03 参考価格:13,720円

3位 アイリスオーヤマKSHM-260RA 参考価格:3,980円

 

 

☆8畳以上用は☆

1位 東芝 KA-X60 参考価格:10,464円

2位 三菱重工 SHE60SD 参考価格:11,752円

3位 バルミューダ Rain ERN-1100UA-WK 参考価格:50,600円

 

 

以上 最終的には用途に合わせてお選びいただければ。。。と思います!!

 

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