今回は一宮市で不動産仲介業をされているお客様より『事務所を増設するので電気工事をして欲しい』とのご依頼。

オーナーの思いは、天井面に貼ってあるクラスターボード、壁面などをすべて落とし、剝き出しとなるビルの基礎コンクリート部分を上手く活かしながら事務所の雰囲気をカフェ風にしたいとの事。実際、壁面・天井面の解体を行っていくと想定していた通り軽量天井下地に電線含め色々なものが括りつけてあり、まずは個々に必要性を確認しながら撤去し天井部分の空間の整理を行いました。また、オーナーのご希望で照明器具を取付けるため、ライティングレール（黒色）３メートルをコンクリートの梁の部分に７本設置しております。意外を天井裏は見えない部分という事もあり、色々な事が仕掛けてあり苦労は絶えませんでしたが不要物のひとつずつ潰していった結果、最後にはシック・モダンなおしゃれな事務所が出来上がりました。

＜今回の工事内容＞

・解体作業（配線・鉄管）

・ライティングレール取付け工事

・防犯カメラ取付け工事

・配線工事

・ＬＡＮ配線工事

・分電盤切替え工事（４回路増設）

・照明器具取付け

・コンセント増設（９か所）

・スイッチ回路設置

・エアコン5.6kw 200V 取付け工事

【天井・壁面の電気配線の整理及び新設】

　※天井面で電線を隠蔽することが出来ないため、壁面で通線箇所を設けてもらい配線。

　※コンセント・スイッチ類は露出でも良いと許可を得ておりましたが、クラスターボードで少し壁面を吹かして納めております。

【ライティングレールの活用・壁面に電気配線】

【天井面は黒色でアクセント、壁面・床面は白・灰色を活用して明るさを強調】

＜下記はマンションと古民家のプチリフォームでのダウンライト導入例となります＞　

今回は岐阜市市ノ坪町にマンション管理されているオーナーよりご依頼をいただきました。分譲マンションの一室を賃貸物件として販売するため、照明器具交換、人感スイッチの導入、間取り替えなどを中心とした大規模なリフォームとなりました。照明器具の新設がすべてダウンライト（合計17カ所）のため、一度天井面の石膏ボードを落として配線し直ししております。

【工事内容】

・リビング → 丸型シーリング１か所残したまま、ダウンライト８か所増設。

・廊下 → ダウンライトへの切り替え及び人感センサーの導入。

・トイレ → ダウンライトと人感センサーの導入。

・洗面所 → 照明器具の増設

・バスルーム → 換気扇交換

・玄関 → 人感センサーの導入とインターホン交換

・各所 → スイッチ新設及び切り替え、コンセント増設・移設工事

＜ダウンライトの増設＞　※天井面の石膏ボードを張替え配線しております。

＜スイッチ新設・配線工事＞　※間取の変更に伴い、使いやすい位置にスイッチ変更しました。

＜こちらは古民家リフォームでダウンライト導入例 及び 注意点！＞　

以下のような戸建ては、ダウンライトの後付け工事が難しい場合があります。

●天井にダウンライトを設置できるだけの深さ（懐）がない
●ダウンライトを複数設置できるだけの配線工事が難しい

特に築年数が経った戸建て住宅は、天井の構造がダウンライト設置に適していないケースがあるので、まずは天井の状態をチェックする必要があります。今回のように天井ごと（天井の面を落として）リフォームすればダウンライトを設置できるケースもありますが、費用が高額となります。

【工事内容】

・キッチン・食洗器専用回路（コンセント）2ヶ所増設

・エアコン専用回路１箇所増設。

・電子レンジ専用コンセント１箇所

・手元灯用コンセント１箇所

・ダウンライト２ヶ所新設及びスイッチ増設

・レールダクト２ｍの新設工事

・分電盤増設工事（ブレーカー４カ所）

・専用回路（４本）通線工事

・既設線修繕工事

＜キッチンの配線増設＞　※食洗器含め専用回路と手元灯、ダウンライトを増設。

＜スイッチ新設・配線工事＞　※既設線は基本使用せず、安全重視で電線は基本張り直し。

＜分電盤増設工事＞　※左側に新たに設置。既設ブレーカーは使用せず4回路増設。