今回は本巣市内の一戸建てのお客様より『2階の一部の電気が使えなくなったので至急見て欲しい』とのご連絡をいただきお伺いさせていただきました。状況としましては漏電ブレーカーは作動（ＯＦＦ状態ではない）しており通常、しかし２階の一部の部屋には電流無し。２階の娘さまのお部屋は電気（電流有り）が来ている。分電盤で回路を確認すると、２階への回路は１回路のみ。１回路しかないが２階の西側と東側で電気が使える、使えない状況のため屋根裏に直行。屋根裏での各回路を確認すると、電気が使えない東側の電線がスパークしており断線。⇒ 原因箇所はすぐに電線の張替え工事を行いました。。。がスパークして電線が溶けていたためもう少しで火災が起きていたぐらい危ない状態であったため経緯、電気の使用状況を下記に確認させていただきました。

【症状】

1）１か月半前ぐらいに漏電ブレーカーが落ちた。⇒ 初回発生。

2）３週間前ぐらいに２階の電気が急に使えなくなった ⇒ 数時間放置していたら電気が復活。

3）今回１週間前ぐらいにまた電気が消えた。⇒ 上記2）のようにしばし放置したら復活するのでは。。。と１週間様子見。

※上記2）が起きた後に中電さんに漏電調査を依頼されたようですが、分電盤内では異常がないと判断され、そのまま生活していたとの事。

上記より

『漏電』は火災の原因となりますので、漏電ブレーカーが作動した場合にはその時点で一度立ち止まって原因を追究する事を

お勧め致します。今回の事例は、中電さんに漏電調査を依頼されているようですが、すでに回路が分岐点でスパークして断線状態であったため宅内での漏電している事が発見出来なかった事に至っております。この状態を放置すれば間違いなく火災に繋がります。まずは安全第一を優先して、漏電ブレーカーが反応した場合には確認をお願い致します。

ブレーカーが落ちる原因は主に3つ！！

【スパークした原因】

１回路に対しての電気の使い過ぎ。。。となります。

・最近、新型コロナの関係で在宅勤務含め家庭（部屋）にいる事が増加＝電気使用量の増加となっております。加湿器、携帯電話充電器、ドライヤー、空気清浄器など1,500Wを超える使用方法は専用回路を増設するか、使用方法の見直しをお勧め致します。

【作業内容】

・漏電調査

・漏電修理

・専用回路増設（１Ｆ→２Ｆ）

【工事費用】　漏電調査 20,000円    専用回路増設工事 35,000円  の合計55,000円（税別）

＜1階分電盤 ⇒ 2階部屋 までの通線工事＞

＜分電盤切替え工事・コンセント増設工事＞