前回に引き続き、岐阜カラフルタウン内でお客様に遊び心、夢を販売されておられるキャンピングカーランド岐阜店さんのお手伝いとなります。今回もどんなエアコン取付けになるのか『遠足の前の子供のようにわくわくしながら。。。』訪問させていただきました。

施工方法としましては、室外機は車体の下ではなくトランク内設置、室内機は通常の壁面付け。。。これは標準の工事では。。。と思いきや。。。今回のミッションは室内機を横幅 775ｍｍ内で配管、ドレンホースは左側の指定位置、室外機はトランク内に

固定出来る位置（奥行340mm内）とほぼスタートとゴールが決められている事もあり、車体のどこを通して配管、電線（通信線）を配線するかがポイントとなりました。

室内機から車体下への配管はベンチ椅子の上にクッションを設置するため、座った時の目線位置を加味しながら化粧カバーで保護しながら調整。据え付け板は車内の勾配を水平に保ちながら、室内機を車両前側に少し傾けた位置で取付けしました。また配管を切ってジョイントする事はいくらでも可能ですが、移動する車への設置のため、障害物に当たる事も想定すると出来る限りガス漏れのリスクを減らす事を考え、一本の配管（接続部がない）での施工を優先しながら通線、配管をしております。

今回の選定されたエアコンは室内機775ｍｍ以内、室外機奥行340ｍｍ以内とポイントでの条件があり

＜エアコン仕様書は。。。＞　※機種は富士通

上記内容の数値をもとに、各所調整しながら施工しております。一番の苦労点は究極の冷媒管の曲げでした。。。

＜ 室内機は775ｍｍ内で調整して設置 ＞

＜ 車体の裏側で冷媒管及び電線を固定 ＞

＜ 室外機は340ｍｍ以内で設置 ＞

※赤丸の部分は固定足が340ｍｍに対し13ｍｍ飛び出すため、削り加工してトランクルーム内に設置。

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【ご注意下さい！！】

　①通常の家庭用エアコンを横向きなど仕様以外で設置した場合には故障の原因となります。

　　キャンピングカー用にエアコン取付けが出来るようにカスタマイズされている物を選定して下さい。

　②家庭用は100Ｖ，車用は12ｖとなりますので通常品ではお取り付け不可となります。