今回は常連のご年配のお客様より『エアコンが動かないので、一回見てもらえませんか』とお電話をいただきました。お伺いしてエアコン故障の原因を確認していくと室内機のタイマーランプが点滅状態を発見。エラーコードを調べると【ｈ９６】ガス漏れである事が判明。早速、ガスチャージの準備をするために真空引き作業に入りました。すると、真空状態が保てず数値が徐々に落ちて行くではありませんか？！配管に穴？接続不良？室内機に穴？室外機に穴？ひとつずつ確認を再度行っていくと。。。。原因を発見！！！！

エアコンの室外機の裏側に大きな穴！かつ錆ついてる状態がガス漏れに！！

この錆の原因？？は塩（塩化ナトリウム）による劣化！でもなぜ塩が付着したのか？？さらに原因追及したところ

根源を発見！！

原因は玄関先の盛り塩！と毎朝の玄関先の水撒き！

水を撒いた時に、盛り塩にかかりその塩水が室外機の下側にあたり、徐々に劣化が開始。室外機の下側に穴が開き、ガスが漏れた様子。

今回は稀なエアコンのガス漏れでしたが、鉄（Ｆｅ）と塩化ナトリウム（ＮａＣｌ）の化学反応の凄さを実感した一幕でした。

当お客様は原因を上記のとおりご説明させていただきエアコンは処分して新規エアコン取付けとなりました。